電気の専門用語
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- 制御弁式鉛蓄電池
- 避雷器
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- トップランナー変圧器
- トップランナー制度
- 変圧器
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- 進相コンデンサ
制御弁式鉛蓄電池
蓄電池といえば、自動車のバッテリーを思い浮かべる方が多いと思われますが、それ以外にもいろいろな蓄電池があります。
今回はその中で「制御弁式鉛蓄電池」についてご説明します。「制御弁式鉛蓄電池」は非常用設備、通信機器、医療機器などをはじめとする産業用機器に対し停電した時のバックアップ用電源として使用されているほか、電動工具やエンジン起動用など幅広く使われています。
構造は、陽極板(正極板ともいわれ蓄電池のプラス側端子につながっている)と陰極板(負極板ともいわれ蓄電池のマイナス側端子につながっている)の間に微細なガラスマットで作られたセパレーター(隔離板という)と呼ばれる板が挟まれています。
この蓄電池は、外気中の酸素が入らないように密閉容器となっているため安全弁(ゴム弁や排気弁ともいう)が付いています。通常は閉じている状態ですが、充電器の故障などで蓄電池へ過大な電流が流れた場合、蓄電池の内部の圧力が上がるため、安全弁を開いて内部の圧力を制御することから制御弁式と呼ばれています。
特徴としては、自己放電が少なく、補水が不要であることからメンテナンスフリーですが、内部の電解液の量が少ないため、周囲温度の影響を受けやすいので注意が必要です。
避雷器
避雷器とは、受変電設備の引込口などに設置し、落雷などにより高電圧が侵入したとき、機器の損傷を防ぐため大地に放電する機器です。さらに放電した後は、電気を直ちにしゃ断し正常に復帰する機能をもっています。
受電電力が500kW以上の設備は法令で避雷器の設置が義務付けられています。500kW未満の設備では設置義務はありませんが、設備保護や波及事故防止という観点から設置をお勧めしています。
直列リアクトル
電気炉や電子機器などから発生する50ヘルツ(東日本で使用されている電気の周波数)の2倍以上の高い周波数を持つ電気を「高調波」と呼び、この「高調波」が多くなると電気機器の異常過熱を引き起こすことがあります。
このため、「高調波」を発生させる工場などから、電力会社の配電線を通して外への流出を防ぐ装置として、コンデンサと合わせて設置・使用する機器です。 また、コンデンサ通電の際、大きな電流が流れると同時に異常な電圧変動が発生します。直列リアクトルはこれらを抑制する役割があります。
※リアクトルはコイル(線状の金属を渦巻き状にしたもの)のことです。
トップランナー変圧器
「トップランナー変圧器」とは、トップランナー基準をクリアした「高圧受配電用変圧器」のことです。高圧受配電用変圧器は、2002年にトップランナー基準の対象機器として追加されたことにより、エネルギー消費効率の改善が進みました。
引き続き省エネ性能を向上させる必要があることから、2023年10月に新しい第三次判断基準が示され、2026年度を目標にさらにエネルギー消費効率を第二次判断基準比で11.4%の改善を見込むとされています。
トップランナー制度
「トップランナー制度」とは、1998年の省エネ法改正により導入された電気製品や自動車など(特定エネルギー消費機器)の省エネルギー化を図るための制度です。高い基準(トップランナー基準)を設け、どの製品もその基準を目指すことで、革新的な技術の開発が可能とされています。
トップランナー制度による主な機器の効率改善の状況は次のとおりです。
●平均エネルギー消費効率の改善
・乗用自動車 48.8% (1995年度→2010年度)
(ガソリン車)
・電気冷蔵庫 43.0% (2005年度→2010年度)
・蛍光灯器具 35.7% (1997年度→2005年度)
対象となる機器は、2014年11月に窓のサッシと複層ガラスが追加され、現在、32機器となっており、目標年度に到達した機器については、トップランナー基準の見直しが行われることになっています。


